In Hamony Today サムイを夢見る日々 -110ページ目

卒業

3月末です。新年度、卒業、転勤、異動・・・いずれにしても、出会いと別れのある節目の時期ですね。今週は姪っ子の大学卒業祝いを計画しているので、ついつい卒業のことなどを考えてしまいました。

とはいえ、もはや卒業式とおさらばして相当な年月が経っていますが、それにしても「卒業式の思い出」って不思議なほどない自分です。
改めて今思い返してみたら、怖いくらいまったく何も記憶がナイ・・・大体大学には卒業式なかったっけ?(と、ここに訪れている元同級生に尋ねてみる)
高校の卒業式ってどんなんだっけ?(これまた同級生に問いかけ)
男子校・男子大学(ほぼ95%)だっただけに、美しい青春の思い出らしきものはなかったしなあ。大体高校は付属校で、ほぼ9割が同じ大学に進学してますしね。
なので、高校・大学を通じて節目として記憶にあるのは、卒業時期の旅行くらいのもんです。

大学在学時代から3回ほど渡タイしていた自分も、一応人並みに卒業旅行なども企画していました。友人とヨーロッパを巡る予定だったのですが、彼が大阪のテレビ局に内定したりなんだりで急遽日程変更があり、結局NYだけ一緒に一週間旅行して、あとはアメリカ横断一人旅というプランに変わってしまいまして。二週間ほど一人で放浪していた旅。バスや飛行機に乗って、ぼんやり一人で考えことをしながらの旅。それが唯一、卒業時期の節目らしい節目だったのかもしれません。まったくドラマティックではありませんが、自分を見つめなおし、社会との関わりや世界を体感できた、貴重な時間を得ることができました。

別に校舎のガラス割ったり、バイク盗んだりしなくても、それぞれの節目を感じ取っていればいいんだよなあ、きっと。何か、ドラマティックなことがないと「卒業」じゃない、なんて気がしませんか?(笑)


画像は1985年の紡木たく作品「みんなで卒業をうたおう」。久々に読み返してみっかな。



著者: 紡木 たく
タイトル: みんなで卒業をうたおう

New Beginnings

先週買った一冊。昨年末のスマトラ沖大地震の支援の一環として企画された書籍のようです。人気作家が自分の新作の第一章を提供したものをオムニバス的に集めた内容となっています。New Beginningsというタイトルは、新作の序章ということでもあり、地震被害者に送るメッセージのようでもあります。(深読みかな?)
N・ホーンビイ、スティーブン・キングと好きな作家が二人含まれていたこともありましたが、自分が地震の被害地に対して何もしていないことを思い出して購入しました。そうです、この書籍の売り上げは、地震被災地への寄付にあてられるのです。




著者: Various
タイトル: New Beginnings

普通に負けてしまいました・・・(日本代表対イラン代表)

はい、実に普通に負けてしまいました。これも想定の範囲内ということでしょうか?あ、ソフトバンクにしてやられそうなライブドアの件ではなく、もちろんサッカーの話です。

正直これまで蓄積していた3バックを捨てて、所属チームでもベンチ(補欠)が多くなっていた中田ヒデをスタメンと決定した時点で、勝ち負けどちらかに転ぶだろうな、とは予想していました。あ、当然勝敗は決まるだろ、とお思いでしょうが、勝ち点を計算していくリーグ戦の場合、相手の得意な場所(ホーム)で引き分けを狙うのはある意味常套手段というか。当たり前の戦略であるわけですが「常に全力、必勝」を掲げるジーコジャパンはやはりナイーヴだったということでしょうか。

明らかに競り合いで勝てていない玉田、無理に難しいパスをしてはボールを失うヒデ、消えている場面の多い福西(得点でプラマイ0?)・・・結果論ですが、もしヒデ・小野・俊輔を起用するなら、運動量の多い稲本をあわせてスタメンにすべきだったのでは、といまさらながらに思います。

つーか、今の代表って、戸田、明神、今野といった汗をかける中盤の選手を選考していないのが最大の弱点という気もします。今日も、交代選手リストをみてて、自分が監督でも交代に困るだろうな、と思ってしまいました。
リズムを変えられるドリブル&キープの松井大輔(フランス)、スピードのある突破力とシュートに魅力の石川(東京)あたりがいればなあ。この辺もジーコ監督のセレクションに疑問を感じるわけですな。

川渕キャプテンは相変わらずジーコ全面肯定ですが、はっきりいって次(30日)のバーレーン戦負けたら、監督更迭ケッテイー!ですから。

で、次は誰だ?
大事なおとこ(by川渕)西野(現ガンバ)か、元代表監督岡ちゃん(現マリノス)か、それとも早稲田出身大穴の反町か。・・・ブルーノ・メツあたりをきぼん。

WELCOME TO TOKYO  CHAINA DOLLS

WELCOME TO TOKYO CHAINA DOLLS 2005/4/17

タイを中心としたアジア圏で相当人気のあるユニット「チャイナ・ドールズ」の東京公演が間近に迫ってまいりました!

チャイナドールズは、1999年にタイでデビューした女性二人組。二人ともにハーフ(タイ+台湾、タイ+中国)ということもあってか、中国語圏でも人気が出たようです。ダンサブルな曲を中心に、バラード、ラップなどジャンルに囚われずに「POP MUSIC」をエンジョイしているようなスタイルが(ある意味ではアイドルポップスに近いけど)親しみ易く、デビュー当時からCDを愛聴していました。

モダンでキャッチーなメロディに、聞き慣れないタイ語の発音。昔のタイのポップスはやや垢抜けない印象があったのですが、チャイナドールズは逆。妙にフックがあって、普通の音楽ファンにとっても気になる存在のようです。タイ仲間の友人も、普段はタイポップスに興味を示さないのですが、たまたま耳にしたチャイナドールズにすっかりハマってしまい、自分が旅行に行かないときは、わざわざCDやVCDの買出しを頼んでくるほど。また、彼が常連のバーで店主に聞かせたところ、店主もその後BGMとして使用するくらい気に入ってしまったようで。

T-POPSもやや流行の兆しが見える中で、チャイナドールズはその先兵となりえる存在なのではないかと。

そんな彼女達が、初めて単独公演で来日をします。WELCOME TO TOKYO  CHAINA DOLLS として、2005年4月17日に、赤坂クラブ・アージュにて3回公演を行ないます。(この一日複数回公演ってのがまたアイドルっぽいというか)

この会場は初めてなのですが、HPをみるとキャパシティが300くらいと、下北沢CLUB QUEくらいのイメージでしょうか?まだまだ日本での知名度が低いとはいえ、アジア圏のスーパースターを間近でみれる滅多にないチャンス。チケットは少々高いのですが、気合入れて観にいくことにしました。(前述の買出しを頼む友人とともに)

しかも今回は、終演後にチャイナドールズの写真撮影を出来る時間があるとか(笑)まさにアイドル!この年になってそんなイベントに参加することになるとは・・・(^^ゞ)前日には参加自由のサイン会イベントもあるとか。(リンク先参照)残念ながらタイ語の授業と重なっていて参加できないのですが、ドリンク代のみですので、お時間のある方は是非♪

今年のタイ行き その1

さてさて、たまにはタイの話題にしないと看板に偽りあり、と訴えられそうなので。

実は今年は二回のタイ行きを想定しています。
本当は夏休みに欧州サッカー紀行をしたかったのですが、金銭的な余裕もないし、来年はワールドカップだし、今年行くべきなのか、ここしばらく非常に迷っていまして。結局決めきれないままに、今年の夏もサムイ行きかなあ、なんて漠然と考えていました。予算の問題も大きいのですが、欧州旅行の場合、数箇所移動で忙しなくなりそうで。やはり夏休みはぼーーーーーとしたいというのが自分の希望なのかな?

で、そんな風に気持ちが固まり始めたところに、法事で会った実家の母から思いがけないリクエストがありまして。
「私もタイに行きたい」。
昨年東欧旅行を計画していたのですが(「エリザベート」の舞台を訪ねる旅?)、諸事情で中止になったらしく、その振替でタイを検討していたところで今度はスマトラ地震。一時期は僕がタイに行くのすら不安がっていたのですが、バンコクなら影響がなさそうと見極めたのか、急に行きたい気持ちが強くなったようです。親孝行でもあるし、こちらとしては断る理由はありません。休みを取るのは大変といえば大変ですが、バンコクでタイ語を磨きたいという気持ちもあったし、口実が出来てある意味渡りに船というか。といっても費用は本人負担。親はビジネス乗りたいようなので、さすがにそこまで付き合いきれませんから(笑)

てなわけで、夏休みの計画前に、バンコク-アユタヤの旅5日間を急ピッチでプランニングしている今日この頃です。いつものように個別で予約してもいいのですが、色々細かいアレンジをするにあたって、さすがにJTBの交渉力は頼りになります。今回は珍しくJTBのフリープランを基本に組み立てようと考えています。

日程は4泊5日のバンコク三泊(+機中泊)、最終日に空港から出社すれば、二日休みを取るだけでOK。二十回近くも通ったバンコクの旅ですが、親の希望はアユタヤとバンコク市内の寺巡り。アユタヤは18年振りだし、バンコクの寺院は何度行っても悪いものじゃない。年を取った親を連れて、常夏の国を旅するのは大変かもしれませんが、普段親孝行もしてないし、たまにはいいかな?