織田哲郎渋谷AX | In Hamony Today サムイを夢見る日々

織田哲郎渋谷AX

秋の音楽シリーズ。
デートコースペンタゴンロイヤルガーデンに続いて、織田哲郎に行ってまいりました。
(われながら随分な振幅ですが)

織田哲郎といえば、ZARD、相川七瀬?
いえいえ、自分のオダテツ暦は意外に長く、1983年のソロデビュー作「VOICES」以来。
あまりの傑作加減に、高校生のときに当時織田さんがコンスタントに出演していた
渋谷LIVE=INNにもぐりこみ、水割りを飲みながらライブを見ていたという。
そして、織田さんが経営?していたBARにも何度かもぐりこみ、ご本人が飲んでいる姿を
遠巻きに眺めていたという記憶もあり。
(ブレイク以降はなぜかライブを観てない)

あれから27年。
日本を代表するヒットメイカーとなったものの、鬱病やら不眠症やら強盗被害による
声帯の損傷やら、さまざまな苦難を乗り越えた織田さんとの再会。
渋谷AXは、なんと完売!
アルバムが出たわけでも、ヒット曲のタイミングでもないのに、なぜ?

しかし、ライブが始まると答えは明らか。
以前より声が出ない部分はあるものの、ソロ以前、ソロ初期、提供曲、最近のアルバムを
時に色っぽく、時に自虐的なMCを絡めながら唄う姿。
これ以上ないクオリティで再現される楽曲を聴いたら、当然またライブに行きたくなるという。

「SHINE THE LIGHT」など初期の代表曲を聴きながら、ついつい鳥肌。
ヒット曲「いつまでも変わらぬ愛を」「青空」で、ついつい涙。
ロックスターとしての格好良さ、ボーカリストとしての佇まい、そして危うさ。
絶妙のバランスに、目が離せない・・・
気がつけば、二時間半以上の長丁場もあっという間。
ヤバイ、全然聞き足りない!
絶対次のライブも行きたい。
織田哲郎、という人間の存在感にやられました。


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